1年缶に読む本の冊数が大した量じゃない私にとって
向こう1年はおそらく1番好きな作品
ほとんど映画を見ない私にとって
だいぶ先までおそらく1番好きな作品
あ。ちなみにプラダを着た悪魔も相当に好きだけれど。と、脱線して主張。
だってもうなんだかとっても運命みたいなんですよ。この作品。
忙しかったのにいつだったかなんだか急に突然にぽっかりと休みが出来たんだったか。それともテスト期間入りたてのお休みに、勉強しようと思ったけれど全然する気が起きなくてだったかは忘れてしまったけど。
気まぐれに。
お母さんにお願いして某レンタルショップに行ったのですよ。
因みにレンタルショップ、というか普通に本、CD、文房具なんかを販売していて…そういえばコミックレンタルもし始めましたね。あとCDコーナーは店舗によってセンスがだいぶ違う。
行って本当に適当にDVD選んで。
あ。ちなみにこのとき一緒に借りたアキレスと亀。大好きです。
映画も絵もなんでも、私北野さんの芸術全て好き。大好き。憧れ。
アキレスと亀…これもまた感想書きたいな。
と、脱線してまた主張。
アメリを選んだ理由はちゃんとあるんです。
緑色のDVDで目だってて美味しそうだったから。
あと宣伝文句を見て絶対に好きだと思ったんです。
彼女の好きなことはクレーム・ブリュレの焼き目をスプーンで壊すこと
多分、この続きが大事なんだろうけれど私はここがお気に入り。
こんなこと言っては本当に失礼もいいとこなんだと思うけれど、この文章、ちょっぴり私の書くものに似てる。
見たら、もう吃驚。大好きすぎました。大好き。
私が書きたくて大好きな世界観ってこれなんですよ。
吃驚するくらいシュールな笑いたまらない滑稽さ
…たとえばアメリのお母さんの死に方だったりリュシアンのコリニョンへの罵り
くどくなくてまるで変人担当、みたいなありがちなポジションを腐蝕してしまうほどの超越して当たり前な変人
…それはつまりアメリの存在自体で
くすくすと笑ってしまうような悪戯っぽいジョーク、かつ壮快かつ痛快
…オリンピック中継のシーンやコリニョンへの仕返し
これまた安っぽさを超越し腐蝕するくらいのロマンティック
…アメリとニノ―私の好みですけど。何か書きもはですよ、やらないかやりすぎるかすればいいんですよ。恋愛ものなんて特にそう。ホットチョコみたいにバカみたいにそう吐き気までもよおしそうなほど甘くするか、ガラス玉みたいに透明で美しくするか―やりきらないと。
声に出したくなるような言葉遣い
…この広い世界で起こっているのは、無数の小さな、本当にちっぽけなできごとばかりです
そして何より私がうらやましいのは押し付けがましくないハッピーエンド
ハッピーエンドをつくろうとすると、どうしても失敗する。
いえ、私はバッドエンドものは好きじゃないし滅多に書きません。
だってバッドエンドものなんてみていても面白くないじゃない。
けれど書くとどうしても閉口してしまう安っぽさ。
私の世界観とそっくりで。大好きで大好きで大好きで。
あとちょっぴりアメリは私に似ていて。
大好きでDVD買おう、と決めていた矢先。
たまたま立ち寄った雑貨屋さんに、本が、適当に。
適当という美しさでもって並べられていて。どの本も面白そうで見ていたらあったの。
アメリ!
吃驚して。けれどなんだかんだと吟味して、
ドキドキしながら結局買って。
読んで、映画のシーン思い出して…やっぱりとっても素敵!
読んでみておもったけれど映画はとっても素敵にアメリの世界観を出していたような気がする。一歩間違ったらただのふつうのちょっと夢見がちなお話。
それが、とってもとっても変につくってあったもの。素敵。とっても素敵。
さて。早くDVD買わなくちゃ!
PR
この記事にコメントする