A「もうすぐ卒業だよねー」
B「そうねえ」
A「なーんかさあ、やっぱ結構さみしいもんだよねえ」
B「そう?」
A「だってさー、先生からすれば毎年こんなもんでしょ?毎年生徒は卒業してくんだもん。あたしたちのことなんて忘れちゃうよねー」
B「まあ、そりゃあ、ねえ。」
A[いや別にあたしは先生を責めているわけじゃないの。ただ、こうなんか、あたしがこの学校にいたーっていう歴史?みたいなもん作りたいじゃない。」
B「…そうねえ…」
A「壁にサインを残す!」
B「…あたしはしないわよ。」
A「なぜかいまから急に挨拶活動!玄関でさ!」
B「寒い。あたしはしないわよ。」
A「あ、じゃあ床にサインを残す!」
B「壁じゃなきゃ良いって問題じゃないわよ。」
A「~もうっ!何?Bにはもうちょっとなんかしてやろうっていう熱い気持がないわけ!?」
B「…そんなこともない。」
A「え!?あるの!?」
B「けど、何も思いつかない。」(思いつめた表情)
A「Bがそこまで考えてるとは思わなかった…!わかったわ。真剣に考え―」
B「学校の怪談は?」
A「…へ?」
B「だから、学校の怪談!」
A「カイダンって…上るやつ…じゃないよね?」
B「当たり前でしょ。」
A「…せんせーい、質問で-す。」
B「はい、何かしらAちゃん?」
A「うちの学校に怪談なんてありましたっけ?」
B「東西に各1つずつあります。」
A「そっちじゃないんでしょ!?」
B「冗談よ。ないわ、怪談話。」
A「…話がみえない。」
B「だから、つくるの。」
A「はい?」
B「怪談、つくるの。」
A「…上るほうでなく?」
B「『〇△中学、七不思議!』…どう?」
一瞬沈黙
A「…いい!それめっちゃいい!」
B「そうねえ」
A「なーんかさあ、やっぱ結構さみしいもんだよねえ」
B「そう?」
A「だってさー、先生からすれば毎年こんなもんでしょ?毎年生徒は卒業してくんだもん。あたしたちのことなんて忘れちゃうよねー」
B「まあ、そりゃあ、ねえ。」
A[いや別にあたしは先生を責めているわけじゃないの。ただ、こうなんか、あたしがこの学校にいたーっていう歴史?みたいなもん作りたいじゃない。」
B「…そうねえ…」
A「壁にサインを残す!」
B「…あたしはしないわよ。」
A「なぜかいまから急に挨拶活動!玄関でさ!」
B「寒い。あたしはしないわよ。」
A「あ、じゃあ床にサインを残す!」
B「壁じゃなきゃ良いって問題じゃないわよ。」
A「~もうっ!何?Bにはもうちょっとなんかしてやろうっていう熱い気持がないわけ!?」
B「…そんなこともない。」
A「え!?あるの!?」
B「けど、何も思いつかない。」(思いつめた表情)
A「Bがそこまで考えてるとは思わなかった…!わかったわ。真剣に考え―」
B「学校の怪談は?」
A「…へ?」
B「だから、学校の怪談!」
A「カイダンって…上るやつ…じゃないよね?」
B「当たり前でしょ。」
A「…せんせーい、質問で-す。」
B「はい、何かしらAちゃん?」
A「うちの学校に怪談なんてありましたっけ?」
B「東西に各1つずつあります。」
A「そっちじゃないんでしょ!?」
B「冗談よ。ないわ、怪談話。」
A「…話がみえない。」
B「だから、つくるの。」
A「はい?」
B「怪談、つくるの。」
A「…上るほうでなく?」
B「『〇△中学、七不思議!』…どう?」
一瞬沈黙
A「…いい!それめっちゃいい!」
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