忍者ブログ
逃避にみえることがすごい前進だって確信して生きてる。
[11] [10] [7] [6] [5] [3] [2] [1] [46] [43] [42]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

A「もうすぐ卒業だよねー」
B「そうねえ」
A「なーんかさあ、やっぱ結構さみしいもんだよねえ」
B「そう?」
A「だってさー、先生からすれば毎年こんなもんでしょ?毎年生徒は卒業してくんだもん。あたしたちのことなんて忘れちゃうよねー」
B「まあ、そりゃあ、ねえ。」
A[いや別にあたしは先生を責めているわけじゃないの。ただ、こうなんか、あたしがこの学校にいたーっていう歴史?みたいなもん作りたいじゃない。」
B「…そうねえ…」
A「壁にサインを残す!」
B「…あたしはしないわよ。」
A「なぜかいまから急に挨拶活動!玄関でさ!」
B「寒い。あたしはしないわよ。」
A「あ、じゃあ床にサインを残す!」
B「壁じゃなきゃ良いって問題じゃないわよ。」
A「~もうっ!何?Bにはもうちょっとなんかしてやろうっていう熱い気持がないわけ!?」
B「…そんなこともない。」
A「え!?あるの!?」
B「けど、何も思いつかない。」(思いつめた表情)
A「Bがそこまで考えてるとは思わなかった…!わかったわ。真剣に考え―」
B「学校の怪談は?」
A「…へ?」
B「だから、学校の怪談!」
A「カイダンって…上るやつ…じゃないよね?」
B「当たり前でしょ。」
A「…せんせーい、質問で-す。」
B「はい、何かしらAちゃん?」
A「うちの学校に怪談なんてありましたっけ?」
B「東西に各1つずつあります。」
A「そっちじゃないんでしょ!?」
B「冗談よ。ないわ、怪談話。」
A「…話がみえない。」
B「だから、つくるの。」
A「はい?」
B「怪談、つくるの。」
A「…上るほうでなく?」
B「『〇△中学、七不思議!』…どう?」

一瞬沈黙

A「…いい!それめっちゃいい!」
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧可能にする    
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
zuzu
性別:
女性
職業:
怠惰的な学生
趣味:
考え事 音楽 パソコン 読書 仮面ライダー
自己紹介:
tuna
ブログ内検索
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) irony All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]