梨屋アリエ作品の出会いはちょっと小話がある。
吹奏楽部の大会に出た日です。吹奏楽、なので自校の演奏が終わった後とか、審査とか、小編成の部、とかいろいろと暇な時間がある。
それを考えた友達が、本を持っていたんです。そう、それが、「でりばりぃAge」!
ええ、空色の地図ではないんです。
そして、その友達の本を(勝手に)少し、読んだところ、すっかり虜になってしまったのです。しかし、本はその友達が借りているので…!
図書館に行って別の本、そう「空色の地図」を借りた!
では、空色の地図について。
空色の地図。
思春期、友達との関係に悩んでいる初音の元に、昔の自分からの手紙が届いた!何故今更?そして思い当たるのは、一夏だけ一緒に過ごした、泣き虫美凪。そして、初音は美凪に会いたい、と思い連絡をする。そしてそれからが大変な物語!!
この本で気に入ったのは単刀直入に言うと、人物設定。
初音と美凪の昔の性格、そして現在の性格。
特に、美凪の昔と今のギャップが良かった。
それに、昔の自分が出した手紙という設定も良かった。
うーむ。話の後のほうは、ちょっと…だったかもしれない。
はじめのほうが良かったかな。
最後の締は良かったと思うけれど。でりばりぃAge読んで期待したけれど。これは、そんなじゃなかったかなあ。
でりばりぃAge読まないと!
やっぱり、人物設定に惚れる私でした。
吹奏楽部の大会に出た日です。吹奏楽、なので自校の演奏が終わった後とか、審査とか、小編成の部、とかいろいろと暇な時間がある。
それを考えた友達が、本を持っていたんです。そう、それが、「でりばりぃAge」!
ええ、空色の地図ではないんです。
そして、その友達の本を(勝手に)少し、読んだところ、すっかり虜になってしまったのです。しかし、本はその友達が借りているので…!
図書館に行って別の本、そう「空色の地図」を借りた!
では、空色の地図について。
空色の地図。
思春期、友達との関係に悩んでいる初音の元に、昔の自分からの手紙が届いた!何故今更?そして思い当たるのは、一夏だけ一緒に過ごした、泣き虫美凪。そして、初音は美凪に会いたい、と思い連絡をする。そしてそれからが大変な物語!!
この本で気に入ったのは単刀直入に言うと、人物設定。
初音と美凪の昔の性格、そして現在の性格。
特に、美凪の昔と今のギャップが良かった。
それに、昔の自分が出した手紙という設定も良かった。
うーむ。話の後のほうは、ちょっと…だったかもしれない。
はじめのほうが良かったかな。
最後の締は良かったと思うけれど。でりばりぃAge読んで期待したけれど。これは、そんなじゃなかったかなあ。
でりばりぃAge読まないと!
やっぱり、人物設定に惚れる私でした。
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図書館の神様ー。何でだろう、毎度のごとくだが瀬尾さんの本は直に読み終わる。
やはりそれだけおもしろい、というか集中力高く読めるということなのか。
主人公は清。清が高校生のとき、同じバレー部員の子が自殺してしまった。その原因は、清が厳しくした所為だと、周りから思われ、清の心に深く影を宿す。すっかりバレーボールをしなくなった清だが、大人になり、バレーが恋しくなる。結局、バレー部の顧問になるために講師になった。しかし、部員が1人しか居ない文芸部の顧問にあてられてしまった。名前は垣内君。
清は奥さんの居る浅見さんと付き合っている。その浅見さんとの関係も物語りに深くかかわっているのだが。
バレー部の顧問になれなかった清は当初、文芸部、そして国語教師をを“かったるい”という意識で思っていた。清は全く文学に興味もなかったからだ。
しかし、そんな清と文学少年の垣内君との会話。そして先生と生徒という立場の2人の会話。それがこの本の魅力。そしてもう1つ。この物語は確かに青春物語。そう、青春物語なのだけれどちょっと違う。正直飽きちゃうものなのだ。けれどこれは“先生”という視点で書かれている。それがとても新鮮! 青春物語特有の“飽き”というものがないのにもかかわらず、青春を書いている。とても綺麗だ。
また、主人公の性格がとても私は気に入った。「やるからにはしっかりやる」というモットーのようなものが清には染み付いていると思う。それがとても清清しい。
文芸部の存続についての会議で、ドロップアウトや間に合わせという言葉が飛び交い、それに対し清は怒り、「1日だって同じことをしてません。(中略)体育会系のクラブこそ存続を考えたらどうでしょう」というすごいことを言う。最初はやる気のなかった清も、やはり段々文芸部に愛着がわき、こんなことを言うようになった―。それがまたなんとも凄い。そして朝練をしよう!という清の考えもすごい。
余談だが私も文化部(吹奏楽部)で、部員数はかなり少ない部活動なので、こういう話は実感を持って迫ってきてしまう。ただ主張するが、人数が少なくても活発な活動を行っている!!
まあ、それは置いておこう・・・。
本当は清の弟や恋人の浅見さんも重要な物語ではあるが、やはり垣内君と清のシーンが私の中ではベストでした。
やはりそれだけおもしろい、というか集中力高く読めるということなのか。
主人公は清。清が高校生のとき、同じバレー部員の子が自殺してしまった。その原因は、清が厳しくした所為だと、周りから思われ、清の心に深く影を宿す。すっかりバレーボールをしなくなった清だが、大人になり、バレーが恋しくなる。結局、バレー部の顧問になるために講師になった。しかし、部員が1人しか居ない文芸部の顧問にあてられてしまった。名前は垣内君。
清は奥さんの居る浅見さんと付き合っている。その浅見さんとの関係も物語りに深くかかわっているのだが。
バレー部の顧問になれなかった清は当初、文芸部、そして国語教師をを“かったるい”という意識で思っていた。清は全く文学に興味もなかったからだ。
しかし、そんな清と文学少年の垣内君との会話。そして先生と生徒という立場の2人の会話。それがこの本の魅力。そしてもう1つ。この物語は確かに青春物語。そう、青春物語なのだけれどちょっと違う。正直飽きちゃうものなのだ。けれどこれは“先生”という視点で書かれている。それがとても新鮮! 青春物語特有の“飽き”というものがないのにもかかわらず、青春を書いている。とても綺麗だ。
また、主人公の性格がとても私は気に入った。「やるからにはしっかりやる」というモットーのようなものが清には染み付いていると思う。それがとても清清しい。
文芸部の存続についての会議で、ドロップアウトや間に合わせという言葉が飛び交い、それに対し清は怒り、「1日だって同じことをしてません。(中略)体育会系のクラブこそ存続を考えたらどうでしょう」というすごいことを言う。最初はやる気のなかった清も、やはり段々文芸部に愛着がわき、こんなことを言うようになった―。それがまたなんとも凄い。そして朝練をしよう!という清の考えもすごい。
余談だが私も文化部(吹奏楽部)で、部員数はかなり少ない部活動なので、こういう話は実感を持って迫ってきてしまう。ただ主張するが、人数が少なくても活発な活動を行っている!!
まあ、それは置いておこう・・・。
本当は清の弟や恋人の浅見さんも重要な物語ではあるが、やはり垣内君と清のシーンが私の中ではベストでした。
天国はまだ遠く。書店で見つけて初めて瀬尾さんの本を購入ー。
23歳の保険会社に勤務していた千鶴。しかし、仕事も人間関係もちっとも上手くいかず、自殺を試みようと、兎に角北へ、北へ、山奥へ…。と、本当に山奥まで来た千鶴。民宿で自殺を試みようと考え、その舞台に選ばれたのが民宿たむら。
しかし、自殺は失敗。さらに民宿たむらの田村さん(笑)やこその集落に触れ合うたびに死にたいという気持ちが薄れていった。そして千鶴は長いこと田村さんに御世話になることに…。
結局千鶴が居たのは1ヶ月にもならなかったんだけど。いやそれでも2週間くらい民宿に居るなんて。
取りあえず、読んでびっくり。驚き。
兎に角最初に幸福な食卓を読んだとき、瀬尾さんは少し暗めの物語を描く人なんだなあ…。なんて、思っていたし、温室デイズも少しその気があったのでこんな物語をかくんだなあ…と。
確かに、自殺。というテーマで始まり思い感じかと思ったのだけれど全然違った。
千鶴が、田村さんや集落の人々の温かさに癒されていく、という感じで。
最後のシーン、凄くお気に入り。
ここは私の居るべきところではない、と思ってちゃんと自分の生活に戻ろうと千鶴が決心をする場面。
「私が帰るのって、田村さん、悲しいですか?」と聞いたときの千鶴はなんとも素敵だった。確かに千鶴はもう少し、あそこに居たら、みんなに受け入れてもらえるようになったし、存在する意味もきっと分かっただろう。けれど、それではダメなのだという決心、そして最後に田村さんに気持ちを聞く気持ち。ああ新鮮だなあ。
文章がすっきりしていて読みやすいし良い感じだった。最近結構飾り気のある文章を多く読んでいた気がするので、このタイミングで読めてよかった。
最後、集落から出て行くときの切ない感じが素敵だった。
悩んでいるときにこれを読めばきっと救われるに違いない。
23歳の保険会社に勤務していた千鶴。しかし、仕事も人間関係もちっとも上手くいかず、自殺を試みようと、兎に角北へ、北へ、山奥へ…。と、本当に山奥まで来た千鶴。民宿で自殺を試みようと考え、その舞台に選ばれたのが民宿たむら。
しかし、自殺は失敗。さらに民宿たむらの田村さん(笑)やこその集落に触れ合うたびに死にたいという気持ちが薄れていった。そして千鶴は長いこと田村さんに御世話になることに…。
結局千鶴が居たのは1ヶ月にもならなかったんだけど。いやそれでも2週間くらい民宿に居るなんて。
取りあえず、読んでびっくり。驚き。
兎に角最初に幸福な食卓を読んだとき、瀬尾さんは少し暗めの物語を描く人なんだなあ…。なんて、思っていたし、温室デイズも少しその気があったのでこんな物語をかくんだなあ…と。
確かに、自殺。というテーマで始まり思い感じかと思ったのだけれど全然違った。
千鶴が、田村さんや集落の人々の温かさに癒されていく、という感じで。
最後のシーン、凄くお気に入り。
ここは私の居るべきところではない、と思ってちゃんと自分の生活に戻ろうと千鶴が決心をする場面。
「私が帰るのって、田村さん、悲しいですか?」と聞いたときの千鶴はなんとも素敵だった。確かに千鶴はもう少し、あそこに居たら、みんなに受け入れてもらえるようになったし、存在する意味もきっと分かっただろう。けれど、それではダメなのだという決心、そして最後に田村さんに気持ちを聞く気持ち。ああ新鮮だなあ。
文章がすっきりしていて読みやすいし良い感じだった。最近結構飾り気のある文章を多く読んでいた気がするので、このタイミングで読めてよかった。
最後、集落から出て行くときの切ない感じが素敵だった。
悩んでいるときにこれを読めばきっと救われるに違いない。
温室デイズ。学校の図書館、司書の先生が瀬尾さんのことを好きなのか、それとも文化委員(図書委員)に瀬尾さんファンが居るのか分からないが、兎に角すぐに温室デイズは入ってきた。
話は、学校崩壊がテーマ。
凄く荒れている中学校。でもまだ間に合うと考える、主人公のみちる。そして親友の優子。この2人が起こす、小さいけれど力強い、奇跡の物語である。
優子は小学校のときにいじめられた経験があり、再び自分がいじめられることを恐れていた。しかし、ある日いやがらせを受け、優子を守ろうとしたみちるは逆にいじめのターゲットにされてしまう。
いじめられながらも毎日学校に通うみちる、学校に行くのを止めてしまった優子。しかし、2人は強い意志で、教室を少しでも変えようと努力をする。
優子は、みちるの幼馴染で、不良の間でのリーダー格の伊佐君をどうにかしようと、公園で伊佐君の話を毎日聞こうと試みる。
そんな優子は凄い。学校から逃げているけれど、みちるを助けてたくての苦肉の策だったに違いない。
2人の意思は、とてつもなく凄い。
特にみちるは凄い子だと思う。最後のほうでは、みんなの共同作業で作った花壇を守ろうとして、自分の頭にレンガをぶつけた。あんなこと、絶対に真似できない。必死で下段を守ろうとしたみちるの思いは確実に誰かの心に残り、教室がどれだけ酷い場所だったのかを気づかせたに違いない。
確かに学校は、隙がありすぎて、どんな学校にも崩壊している部分がある。
瀬尾さんは現役の先生である。だからきっと学校の色々な面を知っているのだと思う。そして、戦う中学生の姿を書きたくなかったんだろうと思う。
戦う中学生。なんてかっこいいんだろう。凄い、と思う。私を含む中学生の誰もがこんなに強い意志を持っていたら、学校はどれだけ素敵な場所になるのだろう。
それぞれの方法で、学校を守ろうと頑張った2人の小さな奇跡がまぶしすぎる作品だった。
話は、学校崩壊がテーマ。
凄く荒れている中学校。でもまだ間に合うと考える、主人公のみちる。そして親友の優子。この2人が起こす、小さいけれど力強い、奇跡の物語である。
優子は小学校のときにいじめられた経験があり、再び自分がいじめられることを恐れていた。しかし、ある日いやがらせを受け、優子を守ろうとしたみちるは逆にいじめのターゲットにされてしまう。
いじめられながらも毎日学校に通うみちる、学校に行くのを止めてしまった優子。しかし、2人は強い意志で、教室を少しでも変えようと努力をする。
優子は、みちるの幼馴染で、不良の間でのリーダー格の伊佐君をどうにかしようと、公園で伊佐君の話を毎日聞こうと試みる。
そんな優子は凄い。学校から逃げているけれど、みちるを助けてたくての苦肉の策だったに違いない。
2人の意思は、とてつもなく凄い。
特にみちるは凄い子だと思う。最後のほうでは、みんなの共同作業で作った花壇を守ろうとして、自分の頭にレンガをぶつけた。あんなこと、絶対に真似できない。必死で下段を守ろうとしたみちるの思いは確実に誰かの心に残り、教室がどれだけ酷い場所だったのかを気づかせたに違いない。
確かに学校は、隙がありすぎて、どんな学校にも崩壊している部分がある。
瀬尾さんは現役の先生である。だからきっと学校の色々な面を知っているのだと思う。そして、戦う中学生の姿を書きたくなかったんだろうと思う。
戦う中学生。なんてかっこいいんだろう。凄い、と思う。私を含む中学生の誰もがこんなに強い意志を持っていたら、学校はどれだけ素敵な場所になるのだろう。
それぞれの方法で、学校を守ろうと頑張った2人の小さな奇跡がまぶしすぎる作品だった。
幸福な食卓。なんか複雑な感じだった。
父さんは今日で父さんを止めようと思う。
この本を開いてその一文を目にした瞬間、即この本を借りることを決めた。
もう、なんていうか凄い衝撃的な文章。意味の分からない文、といえばそうで取りあえず読み進める前に、この一文を何回か復唱。そうしてある程度私の頭の中で考えた後、読み進めた。実際私が最初思ったりしたのは、離婚? とかだった。
実際読んでみると、「父」という職業を辞めようと考えている父の一言だった。
母は、“家出“中。なんとも不思議な家族の話。
主人公は佐和子。中学生から高校生へ、そんな佐和子の日常を書いた物語である。
家族は全員で、家出中の母、父親を辞めるという父、なんでも完璧な兄、直ちゃん。そして佐和子。
そんな家族の崩壊は、父の自殺未遂事件がきっかけ。いやその前から少しずつ、壊れて痛んだろうけど。
息苦しさなんかに耐えられなくなったお父さんは自殺を図る。その時、お母さんは救急車も呼ばずに、ただ呆然としていた。そして直ちゃんは父の遺書探し。佐和子は自殺を図った父や、直ちゃんと母の行動に驚いたんだと思う。そして、本人達も自分自身の行動に驚いていたに違いない。
自殺するほどのものを抱えていた父や、家出した母、父のようになってしまうんだろうという恐怖、なんでも出来るという圧迫感に押しつぶされる直ちゃん、この頃から3人の中では色々なものが崩壊していく様子が実に強烈な感覚だった。
佐和子は佐和子で絶望のどん底に立たされる。
感動を覚えつつ読み進めていった私は、いくらなんでもこれはないだろう、と愕然とした。
佐和子はいくらなんでも不幸すぎると思う。
しかもその後の、なんか、明るい方向へと向かっていくような兆しが薄すぎて、悲しすぎ。悲しい涙からその後の、感動の涙に移ることが出来なかった。終わりには軽くショックだった。後味が少し悪かった。
…が、来春には映画化が決定したこの作品。何だかんだ言っても、見に行こうと私は思っている。映像で見るとなにか違う感覚を私が覚えるような気がするから。
父さんは今日で父さんを止めようと思う。
この本を開いてその一文を目にした瞬間、即この本を借りることを決めた。
もう、なんていうか凄い衝撃的な文章。意味の分からない文、といえばそうで取りあえず読み進める前に、この一文を何回か復唱。そうしてある程度私の頭の中で考えた後、読み進めた。実際私が最初思ったりしたのは、離婚? とかだった。
実際読んでみると、「父」という職業を辞めようと考えている父の一言だった。
母は、“家出“中。なんとも不思議な家族の話。
主人公は佐和子。中学生から高校生へ、そんな佐和子の日常を書いた物語である。
家族は全員で、家出中の母、父親を辞めるという父、なんでも完璧な兄、直ちゃん。そして佐和子。
そんな家族の崩壊は、父の自殺未遂事件がきっかけ。いやその前から少しずつ、壊れて痛んだろうけど。
息苦しさなんかに耐えられなくなったお父さんは自殺を図る。その時、お母さんは救急車も呼ばずに、ただ呆然としていた。そして直ちゃんは父の遺書探し。佐和子は自殺を図った父や、直ちゃんと母の行動に驚いたんだと思う。そして、本人達も自分自身の行動に驚いていたに違いない。
自殺するほどのものを抱えていた父や、家出した母、父のようになってしまうんだろうという恐怖、なんでも出来るという圧迫感に押しつぶされる直ちゃん、この頃から3人の中では色々なものが崩壊していく様子が実に強烈な感覚だった。
佐和子は佐和子で絶望のどん底に立たされる。
感動を覚えつつ読み進めていった私は、いくらなんでもこれはないだろう、と愕然とした。
佐和子はいくらなんでも不幸すぎると思う。
しかもその後の、なんか、明るい方向へと向かっていくような兆しが薄すぎて、悲しすぎ。悲しい涙からその後の、感動の涙に移ることが出来なかった。終わりには軽くショックだった。後味が少し悪かった。
…が、来春には映画化が決定したこの作品。何だかんだ言っても、見に行こうと私は思っている。映像で見るとなにか違う感覚を私が覚えるような気がするから。